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場としてのJAMIA

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こんにちは。会員の三浦です。

国立映画アーカイブで、映画(フィルムとデジタル)の保存と復元を担当しております。以前は株式会社IMAGICA(現IMAGICA Lab.)で、画像や音声の修復に関わり、今の職場でも技術的な視点から映画保存に取り組んでいます。

さて、私は映画のアーカイブという現場で、バラエテイ豊かな課題の数々に囲まれながら日々暮らしております。課題を前にして本人は悶絶しているわけですが、他の業界の人からすれば、いったい何の悩みなんだかさっぱりわからないような悩みだったりもします。

ですがここJAMIAでは、驚くほど同じ悩みをかかえる仲間や、ななめ上の発想で課題を解決した先輩、色々な同志に出会うことができます。

映像の保存や復元には、思想、哲学から、具体的な方法論に至るまで、定型的な正解はない...と日々実感しています。単なる情報の詰め込みや、べき論だけでは解決できない。だからこそ、仲間と出会い、刺激やひらめきを与え合うような「場」が必要なのだと思います。

映像の保存に携わる皆さまにとって、JAMIAがそんな場になれば良いな、と願っております。

もちろん法人として実現すべき役割は、定款に託した通り様々あるかと思いますが、根っこは実務者の集う場であること、その他の活動は集った人が自然と決めていくものだと考えています。

どうぞみなさま、お気軽にご参加いただき、ごゆるりと、末永く、よろしくお願いいたします。

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